妊娠継続?中絶薬?最初の選択
こんにちは、未婚シングルマザーの日記のみーちゃんです。
今日は、妊娠がわかった少し後のことについて書いていこうと思います。
中絶、というワードが出てきてしまうので、不快な方は読まずにいてください。
私の妊娠がわかって赤ちゃんのお父さんに報告と相談をした時に、彼は「中絶して欲しい」「継続をするのなら一緒に居たくない」と言いました。
彼についてはまだ心の整理がついていないので詳しく書けないのですが、いつかお話しできるかもしれません。(既婚者や学生というわけではないです)
私は35歳で初めての妊娠で嬉しかったですし、その可能性も含めて彼と割と長く信頼してお付き合いして彼を受け入れていたのでとてもショックでした。
中絶なんて全く考えていなかったのですが、彼に今年2023年から日本でも承認された中絶薬を勧められ、「病院に相談だけでもいいから行って欲しい」と言われ、彼の意見を尊重して話し合いを続けるためにも、中絶薬を取り扱っている病院を探して予約をしました。
まだ承認されたばかりなので数が少ないのですが、こういったサイトから探しました。
↓
中絶薬について相談ができる病院・クリニック検索 | 医療関係者のみなさま||ラインファーマ株式会社
中絶薬を取り扱っている病院に受診して先生に事情を相談したところ、私に継続の意志があるのならよく考えること、必要があるのなら病院としてきちんと対応すること、をとても親身になってお話ししてくださいました。
そもそも日本で承認された経口中絶薬「メフィーゴパック」とは、
・2種類の薬を3日間ほどかけて飲んでいくものだそうです。
・最初のお薬で妊娠を維持するために必要なプロゲステロンというホルモンの働きを抑制し、次に子宮収縮を起こすお薬を飲んで、子宮の内容物を排出させるというプロセスになるそうです。
・海外では一般的に選ばれている方法ですが、大量出血などのリスクがあるため、日本では医師の管理下のもとで入院をして飲む必要があります。
・費用は入院費を含めて12万円前後、事前に血液検査の必要もあるので先に2万円ほど必要になります。
・妊娠9週以下の自然妊娠にのみ許可されていて、およそ8%の失敗例があり、その場合は吸引法などの従来の方法での手術が追加で必要になるそうです。
以上を踏まえて、迷っているようであれば、急いで決めて後悔したりしないためにも(妊娠が確定している時点で妊娠5週間、入院の手配のために1週間前には予約をした方がいいそうなので、迷う猶予は3週間ほどしかありません)私のケースにはあまりお勧めはしない、というのが病院の先生の意見でした。
その日の検査でエコーをみたときに、赤ちゃんの心拍を初めて確認しました。
その時に私は、そんな状況になっても心臓の鼓動を始めてお腹の中で育っている赤ちゃんがとても愛おしくて誇らしくて、とても偉いなという気持ちになりました。
その場で予約などは取らずに、相談だけをしてその病院からは帰りました。
なかなか妊娠できずに悩んでいらっしゃる方もたくさんいる中で、中絶薬についてお話することは迷ったのですが、予期せぬ妊娠で本当に困っている場合や将来設計や金銭面での問題があったり様々な女性の状況があると思います。
もちろん痛みやリスク、精神的なショックは他の中絶方法と同じであるのですが、子宮を傷つけずに(もちろん負荷はかかると思いますが)、将来の妊娠の可能性を残しながら女性の人生の選択を増やす、という意味でこういう方法もあるのだな、ということを学んだのでシェアしました。
私はその後妊娠の継続を選んだのですが、それぞれの状況を想像すると、あらゆる選択肢を尊重したい気持ちになりました。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
今日も素敵な1日をお過ごしください。
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